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 Posted by ミリタリーブログ  at 

D-boys AIMS ウェザってみた

前回主要パーツを磨いたAIMS改めAIMですが、実使用されたストックとハンドガードの迫力に外装が負けてしまっているので(当然っすけども)思い切ってウェザリングというかエイジング加工してみました。


これが


こうなり


そしてこうなった


画像では控え目汚しに写ってますが実際はかなり汚いですw
アクセントをつける為ボルトカバーは塗装を剥がしてブルーイングしてあります。
この画像はゲームに行ったついでに撮影したものなので初速チェック済みのステッカーが貼ってありますが気にしないように。


逆サイド。これが


こうなり


そしてこうなった。もはやシリアルを消した痕など全く目立ちませんw


レシーバーのアップ。エッジの塗装が不規則に剥がれているのが分かるでしょうか?我ながらGJだと自負しているのですが誰も褒めてくれませんでしたw

今回参考にしたのはこのページ。特にエジプトのMaadiとクリンコフはとても参考になりました。染めのAKと違って塗りAKのウェザリングは表現が繊細なので非常に時間が掛かります。AKの形状からいってもぶつけるところって決まってくるんですよ。そこ「だけ」だといかにもウェザリングしました風になるので全体にヤレが見られるよう傷を付ける必要があります。スチールの地が出るほどではない傷をそこそこに付けるとアクセントになって良い雰囲気になります。このAIMもそういう傷を意識的に付けてあるのですが画像だと全く分かりませんねえw


フロント周り。アウターバレルの見えるところは塗装を剥がしブルーイングしてから傷を入れてあります。フロントサイトとガスブロック、ハイダーは染めでヤレ感が違うのでアクセントになってます。


ストックのバットプレートは俺の仕事ではなく実戦によるものです。もうね、迫力が違います。ステッカーも傷だらけにしてありますが画像だと(ry


一緒に持っていったAKMSとのツーショット。AKMSは半年ほどゲームで使い倒した状態なのですがAIMの隣だとまるで新品に見える。  


2014年09月28日 Posted by 老兵1(いち)  at 19:44Comments(0)Romy AIM(PM md.63)

D-boys AIMS 再改修

数ヶ月前に御徒町のシカゴレジメンタルズへ行く機会があり山ほど実銃AKを眺めてきた結果、やはりD-boysの強烈梨地塗装は何とかせねばなるまい、と決意(?)。あんな仕上げのAKは一挺として見当たりませんでしたからね。実物は実物、おもちゃはおもちゃと分かってはいるもののそこは趣味ですから少しでも実物に近づけたいと思うのが人の世の常であります。


デフォの仕上げがこちら。主要パーツはたぶんパウダーコーティング、つまり静電粉体塗装が施され強烈な梨地ですがこれを何とかしたい。
方法について色々と考えましたが今回は3Mのスポンジ研磨材を使ってみることにしました。最初5084(1000番相当)で恐る恐る磨いてみたもののさっぱり平滑にならないので5083(600番相当)に番手を下げました。ウエザリングが目的ではないのでエッジやリベットに乗った塗装を剥がさないよう丁寧に磨く必要がありますが、塗装が思っていた以上に頑丈なので平面はガシガシやっちゃいました。


これが研磨後。5083→5084の順で磨いてあります。入念に磨けば初期のVFC AKみたいなテカテカ仕上げも可能ですが、あんなにテカっているとむしろ不自然に見えちゃうのでほどほどにしてあります。
ザラザラ塗装に隠れていたスポット溶接痕などがくっきりしていい感じになりました。


逆サイド。今回塗装面を磨くついでに糞ダサいインチキサイドマウントとシリアルを除去します。


で、こうなった。レシーバーに開いたサイドマウント用ビス穴は放置でも良かったんですがホコリが入りそうだわ穴から配線丸見えだわでちょっと恥ずかしい。結局適当な黒プラ板を6ミリポンチで抜いて皿リベット風に貼り付けました。こんなところにリベットは無い?いーじゃないですかAKだもの。
シリアルのほうは不完全な消し方にみえますがこれでも頑張ったんすよ。特殊なプリントらしく削ったら文字の部分だけスチールの地が出てしまい仕方なくそこだけブルーイングしました。こういう不均一な表面はヤレた実物AKだと当たり前に見られるのでまーったく気にしてません。


実物のハンドガード&ストックに対し浮き気味だった主要パーツに自然なヤレ感が出て個人的には大満足な結果となりました。  


2014年09月20日 Posted by 老兵1(いち)  at 12:12Comments(0)Romy AIM(PM md.63)

D-boys AIMS改“AIM”追記

前回のエントリーの続き。内部について。

モーターは中華標準装備の通称机モーターから信頼のマルイEG1000に交換。メカボ内部は分解目視チェックのみ。国内調整品だったのですが思いのほか良心的なチューンが施してありスプリングもちゃんとしたものが入っていました。

で、チャンバーはVFC譲りの透明なやつでしたがバリも多く見るからに低品質そうだったので以前から気になっていたPRO-WINのアルミチャンバーに交換しました。

 
AK使いの間では有名なカスタムパーツみたいですね。コイツの素晴らしさは俺が言うまでもないんですが、メカボのビスを利用してチャンバーとメカボを連結してしまうというアイディアはVFC系AKユーザーにとっては天恵でした。ご存知のとおりVFC系はチャンバー(とインナーバレル)がスプリングでメカボに押し付けてあるだけなのでマガジンによっては気密漏れして初速や命中率の低下を引き起こしかねないという問題がありました。例のL字パーツも無いよりはマシという感じだったところにこの天恵パーツ。メカボとの相性によりうまく取り付け出来ない場合もあるようですがDとの相性はバッチリ。
チャンバーパッキンすらDのまんまだというのに試射してビックリ50mオーバーの飛距離です(今回も話盛ってませんよパパちゃんw)。これはチャンバー、ノズル、インナーバレルなどが良いバランスでマッチしたことと、何よりPRO-WINチャンバーにより気密がちゃんと取れた証左ではないかと・・・プラシーボかもしれませんが。
そういえばE&Lはこのアイディアをパクったようでチャンバーとメカボが連結固定されてました。



さて、AIM(PM md.63)実銃について。
日本国内ではAIMSほど有名ではない・・・というかマイナーAKバリエ扱いですが、実銃は紛争地を中心に絶賛活躍中です(あんまり活躍するのもどうかと思いますが/汗)。




56式ほどではないにしろ、結構な露出頻度です。



南米のドラッグウォーで使われたり。



IRAのテロリストも頻繁に使ってました。ちなみにIRAが使っていたAIMはリビアのカダフィからの供与だったようですね。輸出用AIMなので刻印が違います。  


2014年05月02日 Posted by 老兵1(いち)  at 20:47Comments(0)Romy AIM(PM md.63)

AKトイガンの“リアル”を考える。D-boys(Kalash) AIMS編

AKクローンの中では最も有名なバリエーションだと思われるルーマニアのAIMS。
俺の知る限りLCT、VFC、CYMA、D-boysからトイガンが発売されていますが、以前から興味のあったD-boys製(以下D)を買ってみました。


いきなりハンドガードを交換してたりしますが基本的には買ったままの状態。AK好きならご存知のようにDのAKはVFCのデッドコピーです・・・というか下位互換と思っていいかもしれません。つまりコピーネタのVFCほどは出来がよくない。
俺も本来であればVFCが欲しかったのですが海外国内共に長期欠品中なので仕方なくコイツにしました。


Dはフルスチールをうたっていますがアウターバレルはアルミでした。フロント周りはディテール、構造共にVFCのままです。手元にあるVFC AKMSと比較するとパーツのエッジが若干タルいかなって印象。厳密にいえばAIMSのフロントサイトとAKMのそれはカタチが微妙に異なるんですけどね。たとえ実物に換えたとしてもどれだけの人がその差異に気付くか懐疑的なレベル。


ハンドガードはユーゴ内戦で実使用された(という触れ込みの)実物です。しれっと装着してありますがアッパー、ロア共にそのままでは付きませんでした。具体的にはロアはリアサイトブロックと干渉し、アッパーはダミーガスチューブと干渉しますね。まぁポン付けはまったく期待していなかったので黙々と削りました。これで2時間消費。余談ですがルーマニアのハンドガードはロアが合板、アッパーが単板の変則仕様です。


リアサイトは“P刻印”。これはコピー元のVFCがちゃんと仕事をした結果です。Dの功績と言えるのはリアサイトブロックで、VFCのそれよりも正確なカタチをしていました。幅もVFCより1ミリほど狭くリアルサイズまであと一歩。


セレクターの刻印もVFC準拠なのでいい感じ。レシーバーそのものはリベットが低かったり厚めの梨地塗装(パウダーコート?)のせいでスポット溶接痕がつぶれぎみだったりと良くも悪くも価格相応の出来。コイツ単品だとまあまあに見えますがVFC見ちゃうと、、、。


逆サイドの工廠刻印&シリアルもルーマニアンを再現。


VFC、D共に残念ポイントの一つであるロシアンなサイドマウントベース。というかトイガンでルーマニアンのそれを再現しているメーカーは皆無なのですが。取っ払っちまおうかと思ったもののビス穴の後処理が面倒なので当面このまんま。
VFC丸パクリの分際で独自のシリアル入れるとか盗人猛々しいとはこの事ですな(笑)。これを消す方策も模索中。


AK用としては大変出来の良いルーマニアンストック。セレクター側にスイングするのに畳んだままでもセレクター操作が可能で、東独AKなどが追従したのもうなずける操作性の良さ。この個体は伸長時に上下左右共に多少ガタつきがありこれも価格相応かなぁ、と








・・・思いつつ撮影していたらストック基部のスリングスイベルがポロッと取れやがりました。溶接が弱かったみたいですが流石中華クオリティ。ゲームで首から吊っている時じゃなくて本当に良かった。

で、一時は止めておこうと思っていた計画を急遽実行することに。


ハンドガードと同一個体から取り外された合板ストック。コイツをインストールします。


DのストックはVFC同様にピス1本で止まっておりレシーバー内部はがらんどうの構造。これが実物ストックを装着するのに凄く便利。


レシーバーに嵌りこむ部分をDストック同様に削れば装着できそうです。

 
丈夫な合板製実物とはいえ所詮木材、ノコギリや彫刻刀(笑)などを駆使すればホレご覧のとおり。・・・3時間掛かりましたけど。幸い幅は薄皮一枚分厚いだけだったので軽くヤスっただけ。それよりも強度確保のため残す部分(レシーバーにはまり込む部分)を最大にすることに腐心しました。


納得できる状態になったらレシーバーと接合します。使うのはマイナス頭の木ネジ。・・・実はですね、マイナスの木ネジって滅多に売ってないんですよ。調べてみるとアンティーク家具の修繕用に売ってるようですが割高なうえにサイズ小さめ。このドンピシャサイズのネジはなぜか家の工具箱にありました(笑)。出来れば鉄製が欲しかったんですが(これは真鍮製)、幸運はそう続くもんじゃないっすね。

 
ネジは真鍮地のまんまだと浮くのでブルーしました。レシーバーとの隙間をもうちょっと追い込みたかったんですが固定用ピス穴との兼ね合いもあるのでこのくらい。


側面に盛大な凹み傷(バトルダメージ)があったりスリングスイベルの位置が移動されていたりと、ユーゴ内戦で実使用されていたという触れ込みもまんざらではない外観。マジで血吸ってるかも(汗)。



インストール完了。AIMS改め“AIM”(PM md.63)。スリングはルーマニア製のレザー。恐るべき安っぽさで怪しさ炸裂。だがそれがいい。
こうやって見るとトイガンの部分が綺麗すぎて違和感あるので今後積極的にゲームで使い倒します。


内部パーツもちょこちょこ弄ったのですが長くなったので別の機会に書きます。  


2014年05月02日 Posted by 老兵1(いち)  at 17:50Comments(0)Romy AIM(PM md.63)